夢を叶えるためにできることをする!

※下記は過去の話です

 

社会人を1年経て、やっと夢実現のために再び走り出しました。

私は国語の教員の免許を取得すべく、2年間短期大学で学びました。

 

講義を受ける上で困ったことがあれば、教授に支援を求めました。体育の球技は、レポート提出に変更してもらったこともあります。

 

また、周囲の友達にも高校の時のように自分のことを話して、助けてもらいました。特に、ノートを書き写すことに協力してくれた友達に感謝しています。講義室は講義によって変わり、部屋の広さや黒板と座席の位置が常に一定ではありませんでした。また、座席は指定ではない上に担任という形態がないので、いつも前列の中央に座れる確約はありませんでした。それこそ、教室内に居る学生や教授が私の見え方について知っている訳ではないのです。更に、単眼鏡で黒板の文字を長時間写し続けると、眼精疲労の症状が出てきてしまうので、自分だけでは難しかったのです。

その状況を汲み取ってくれ、さりげなく支援をし続けてくれた友達に支えられました。

 

高校時代や社会人としての経験が活かされたのか、この2年間は自分らしく過ごすことができました。もう、後悔したくなかったのです。感謝の気持ちを常に持ち、自分の考えや気持ちをどんどん伝えていくようにしました。また、私には「この道しかない」という気持ちが強く、夢の実現に近づくのであればどんなことでも積極的に取り組みました。

 

講義は一つ一つ集中して受けました。自分で学費を支払っているので、背筋が自然と伸びます。空き時間を見つけては、教員採用試験の勉強に取り組みました。

 

ある日、教授と単位取得の確認をしていた時の話です。

教授 「この講義も受けると、●●という資格が取得できますよ。」

私 「教師になるためだけに時間を使いたいので、その資格は必要ありません。その空き時間で教員採用試験の勉強をします。」

私は、なんとしてでも夢を叶えたいという気持ちでいっぱいでした。友達から学生会の会長をしてみないかと誘われたこともありました。今の私なら喜んで受けますが、当時はその時間すら惜しくお断りしたことも覚えています。

 

この2年間は、学ぶことへの喜びを常に感じていました。興味のあることを勉強し、新しい知識を得る充実感でいっぱいでした。きっと、1年間働いて一度夢を諦めて後悔したことや自分で学費を払ったからこそ、学びに対するありがたさや執着心がより芽生えていたのだと思います。

 

二十歳になるころ、私の人生の中で障害とさらに向き合う出来事がありました。

 

 

******振り返って思うこと*******

ルールリマブランチを立ち上げた今も、この頃の熱意が胸に宿っています。

教員の夢を叶えるために、とにかくやれることをやった2年間。

現在は、「障害理解を啓発する」というものに形を変えただけなのです。

自分が思い描いていることが実現させるために努力や行動は必要不可欠です。

このころの生き方や経験が、今の活動に役立っています。

経験は、未来の私に繋がっているのだと思えます。

だから、今の私の経験は、未来の私に届くはずです。