幼少時期のエピソード。

私がどんな乳幼児期を送っていたのか、3つのエピソードを添えて書きます。

兎に角、よく寝る赤ちゃん。

 

【エピソード1】 母がノイローゼになるくらい、追い掛け回す!

歩けるようになると、母が追いつめられてしまうほど、追い掛け回していたそうです。

母 「小さな子どもはお母さんを目で追う時期があるけれど、梢はきっと母さんの姿が見える距離まで近づかなくては見えなかったから、私がノイローゼになるほど後を付いてきていたんだろうね。それに気が付いたのは、後になってからだけれど。」

納得です。

その当時、理由がわからなかった母は、私を強く叱りつけたそうです。

私は一度叱ると、同じことはしない子どもだったそうです。

 

【エピソード2】 アイスの袋をわしづかみ!?

私がアイスキャンディーの袋をあけられずにいると、父が開封してくれました。

父がアイスキャンディーを差し出すと・・・

私はアイスキャンディーの棒ではなく、アイスキャンディー本体を握ったそうです。

アイスキャンディーの棒は見えにくかったんだろうと思います。

今でも棒の部分はなかなか見えません。

「ここに棒があるんだろうな」と思って触っています。

 

【エピソード3】 カルタと涙。

保育園に通っていたころの写真をみていると、号泣している私が写っていました。

母に聞くと、カルタの様子を写したものだとわかりました。

詳しく話を聞いてみました。

母「カルタがどうしても取れなくて、梢は泣いて悔しがっていたの。負けず嫌いだったものね。私もどうしてあげたら良いのかわからなくて、困ったことを覚えている。梢に一番近いカルタを引き寄せて、床と膝の間に少しだけ挟めさせて、そのカルタが読み上げられたら合図をして取らせたの。」

梢「あ~、なんか覚えてる。みんなはカルタが取れるのに、どうして私だけ取れないのかさっぱりわからなくて・・・・イライラしながら泣いていた。」

母の背中には小さな弟の姿。

弟をあやしながら泣きじゃくる私をなだめてくれていたんだなぁ。

ありがとう。お母さん。

その1枚のカルタは私にとって何枚分もの価値があったと思う。